理事長あいさつ

社会福祉法人 ユートピアの会
理事長 鶴飼寿栄

おすそわけ

人々は少なからず幸せの人生を願う反面、挫折と隣り合わせに居る運命も背負い、それらを繰り返しながら生きているように思います。それはマイライフに拘るほど孤立化の中に起きるような気がします。

例えば、定年後の憧れていた農園作り。たくさんの野菜がとれ、嬉しくて親類とかご近所にプレゼントするおすそ分けがまた新たな人間関係を作り出し、幸せをさらに広げていく。この例のように、自分の抱いた幸せ気分を皆さんに分け与えることで皆さんがその恩恵に与かり、平和的な社会へつながるのではないでしょうか。

私たちはドクターでもなく特殊な技能を持った修練者でもありませんが、自分たちの持っている幸せがあるのであればそれを皆さんにおすそ分けをすることで、何らかの反応につながればと思い活動に専念しているところです。職員の感動を利用者へ、そして地域へと広め、その活動はみほの里山夏祭りへと燃え、さらに白銀では町内会の御用達として溶け込み、どちらも地域自治会との強い連携を築くに至りました。

幸せは一人のものではなく、共有することで平等とか公平な世界が保たれ障害者の社会参加が可能になるのではと思います。

ユートピアはそんな『心のおすそ分け』ができる人づくりをしたいと願っております。

地域に根付いたみほの里山夏まつり
町内会の御用達 福祉の駅

沿革

昭和54年
「誰にとっても住みよい街づくり」を目指すボランティアサークルとして発足。
昭和55年
障害を持つ人たちに「働く場」をと、無認可の小規模作業所をスタート。
平成2年11月
念願の社会福祉法人の認可を取得。
平成3年4月
認可施設ユートピア作業所(通所授産施設)を開設。
平成16年
デイサービスセンターとんぼ村を開設。
平成19年
障害者自立支援法のもと、デイサービスセンターとんぼ村が障害福祉サービス事業所ジョイフルパークユートピアに生まれ変わる。
平成20年10月
本体施設であるユートピア作業所も障害福祉サービス事業所に移行。これを機に名称を「ユートピア作業所」から「ユートピア」に変更。
平成29年4月
放課後等デイサービス ノアを開所。

障害福祉制度が目まぐるしく変化したり、主軸である資源のリサイクル事業が経済情勢の打撃を受けたり、ピンチにみまわれることはしばしばありますが、その度に、スタッフ、利用者、保護者、後援会、関係者が一致団結し乗り切ってきました。これからも「誰にとっても住み良い街づくり」に邁進致します。今後も変わらぬご支援・ご協力をお願い致します。

スタッフと利用者で憩いのひと時
まきばから施設を臨む